小澤 ニューヨーク

文化の違いから考える
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長男、二男、三男。 どこが違うのでしょう?
JUGEMテーマ:日記・一般

  私は2人の兄を持っています。二人共、学者肌で青白い顔で運動神経は少なく現役で東大合格です。二人は違う母親からの子供(注ー1)ですが、似通っている所が多いのでしょうか二人共私とは全く違って学者肌です(注ー2)。
 
 私は何年も気づかなかったのですが、40歳ぐらいになって小澤家には2人の長男が居る事と同じである事にきづきました。 そうです、最初の奥さんの親族や父の兄弟などの親戚からは最初の男子が長男と考えられ、2番目の奥さん(私の母)の親戚からは二番目の男子が長男だったのですね。

 とすると私は一体何男なのでしょう?と考えてみたのです。 父親から見ると3男であり、母親からしてみれば次男です。
父親が死んでから役所で調べると私は次男となっていました。これは全く可笑しな事であり、私は日本の家庭というものは子供の順位によって違った扱いで育てる傾向がある事に気づきました。
日本ではこういう事は全く当たり前とされてますが、この国では全くそうではなく、各々の子供が個人として順番なしに同等に育てられている事に気づき、やっと自分の立場というか育ちが理解できました。

 私は名前に3(俊三)と言う字があったせいもあって、ずっと三男として扱われ、小学校ではいつも「末っ子か?」と聞かれたのです。       
其の度に、私は大人の態度がある風に変わった事を感じてていたのですが、其の頃は何にも分からずただそのままに過ごしていました。 でもこういう大人の態度は大変な影響を子供(私)に与えていました。

 私は、ある時点から日本の社会からはぐれました(注ー3)。 灘高一年の始めに病気で休学し、それを機会に退校しました。 幸い外人の知人が多くいて、そのひとたちから彼らの国際学校(インターナショナル)にさそわれたのでした。
私は大喜びでもありました。なぜなら土曜は休みだし、女の子ともデートもあたりまえ、ダンス・パーティまで学校の主催で主催していたのです。
 父親は寛大だったのか、半分諦めたのか、また先見の明があったのかは解りませんが、私の転校を許してくれました。
灘でも成績が10番以内にもなったりした兄、なんでも出来る兄と違って成績の悪い私(思春期でもありましたせいもあるのかもしれませんが)にはいつも厳しく、激怒したりしていた父親が、インターナショナルに行き始めると、何も言わなくなりそのままの私を受け入れてくれるようになり、私は明るくなり、いつまでも楽しい思い出でいっぱいの生活を過ごせました。

その後、必然的に大学はアメリカとなりました。 日本の大学には検定試験を受けないと受けられないという規律があったのです。 80年代半ばからは帰国子女の受け入れがはじまったのですが、私は60年代ですから、国内であってもインターは海外教育とおなじで、認められなかったのです。 
私は、アメリカに来たくてきたのではなく、大学に行きたくてその大学がアメリカでしかなかったのです(注ー4)。 

 話がそれましたが、元に戻しましょう。
日本では、長男、次男、末っ子など、家族内での位置によって育て方がちがうのですね。 これは今後の日本の人達にとって一考する事でもあるのではないかとおもって、書きました。



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注ー1:父は学生結婚をして子供を授けられたのですが妻を無くし、彼の子供(7歳、9歳ぐらい?)の子守をしていた私の母私の母親と結婚し、その後に私たち(兄と私)二人の子供をつくりました。

注ー2:二人共、青白い顔をして運動神経ゼロに近いが、学問(勉強)は出来ました。腹違いの兄(16歳以上上)などは、政府(天皇)から勲章まで貰いました。 もう一人の兄も多数の病院院長として多数の病院の財政危機を救うほどの器量の持ち主です。

注ー3:灘中を卒業して、灘高一年の途中に肝臓炎で休校。復帰したときは留年といわれた時に、母親が「やめる?」ときいてくれたので、即座に「やめる」と自然に言っていました。日本の学校(受験勉強はしたくない)には行きたくない、という事で、あたりまえでもあった受験戦争からはぐれる事になりました。
注ー4:日本ではその時代にはキリスト大学か上智大学の国際部(夜間)しか受けいれられなかったので、この際本場に行く方が良いと考えました。

 
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